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2023年 管内の液化石油ガス一般消費者等事故

2023年(令和5年)に発生した「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律(以下、「液石法」という。)」に係る事故(以下「LPガス事故」という。)の発生状況は以下のとおりです。
なお、LPガス事故は、高圧ガス保安法(液化石油ガス保安規則)に基づき報告されます。

全国のLPガス事故発生状況

  • 全国におけるLPガス事故件数は、2012年以降、140件(2016年)から261件(2022年)の間で推移した。

  • 2023年の事故件数は192件で、前年比で69件減少した。これは、事業者起因、他工事業者起因及び雪害による事故が大幅に減少したことが影響している。

  • 死亡者数は0人で、2年連続で0人であった。負傷者は36人で、前年比で10人増加した。なお、2年連続で負傷者数が増加した。

  • CO中毒事故が4件及び酸欠事故は1件発生したが、CO中毒事故は2018年以来の発生であった。

【資料】表-1・図-1:年別事故発生件数・被害者数の推移(PDF形式:514KB)

東北支部管内のLPガス事故発生状況

  • 東北支部管内におけるLPガス事故件数は、2012年以降、11件(2020年)から50件(2012年)の間で推移した。なお、2012年は大雪による雪害事故が多発(32件)した年であった。

  • 2023年の事故件数は16件で、前年比で19件減少した。これは、雪害事故が前年の20件から4件へと大きく減少したほか、他工事業者起因の事故が減少したことが影響している。

  • 死亡者数は0人で、負傷者数は軽傷の2人であり、前年の各0人から増加となった。

  • CO中毒事故は2017年以降7年連続で発生していない。

  • 原因者別に見ると、「販売事業者等」による事故が5件(約31%)と最多であり、以下、「雪害」による 事故が4件(25%)、「一般消費者等」による事故が3件(約19%)、「他工事業者」による事故が2件(約13%)、その他2件(約13%)となっている。

  • 現象別に見ると、「漏えい」が12件と全体の75%を占め、「漏えい火災」が3件、「漏えい爆発・火災」が1件となっている。

【資料】表-2:事故の発生状況/表-3:事故概要(PDF形式:514KB)

このページのお問合せ先

関東東北産業保安監督部東北支部 保安課
LPガス・高圧ガス・石油コンビナートの安全に関すること 電話:022-221-4959
FAX(共通) FAX:022-261-1376

最終更新日:2024年10月3日