2024年(令和6年)に発生した「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律(以下「液石法」という。)」に係る事故(以下「LPガス事故」という。)の発生状況は以下のとおりです。 なお、LPガス事故は、高圧ガス保安法(液化石油ガス保安規則)に基づき報告されます。
全国におけるLPガス事故件数は、2019年以降、194件(2023年)から264件(2022年)の間で推移した。
2024年の事故件数は217件で、前年比で23件増加した。
死亡者数は0人で、3年連続で0人であった。負傷者は38人で、前年比で1人増加した。
【資料】表-1・図-1:年別事故発生件数・被害者数の推移(PDF形式:198KB)
東北支部管内におけるLPガス事故件数は、2019年以降、10件(2024年)から36件(2022年)の間で推移した。
2024年の事故件数は10件で、前年比で6件減少した。これは、雪害事故が前年の4件から2件へと減少したほか、漏えい事故が減少したことが影響している。
死亡者数は0人、負傷者数は重傷2人、軽傷2人の計4人で、前年比で2人増加した。
CO中毒事故は2017年から8年連続で発生していない。
原因者別に見ると、「一般消費者等」による事故が3件(30%)と最多であり、以下、「雪害」による事故が2件(20%)、「販売事業者等」による事故が2件(20%)、「他工事業者」による事故が1件(10%)、その他2件(20%)となっている。
現象別に見ると、「漏えい」が7件と全体の70%を占め、「漏えい爆発」が2件(20%)、「漏えい爆発・火災」が1件(10%)となっている。
【資料】表-2:事故発生状況/表-3:事故概要(PDF形式:198KB)
最終更新日:2025年7月16日