東北地域は冬期間、雪害によるLPガス事故(以下「雪害事故」といいます。)が想定されます。
近年では、東北6県において、2012年(平成24年)に32件の雪害事故が発生したのを最多として、その後、2014年(平成26年)から2023年(令和5年)までの10年間で年平均約10件の雪害事故が発生しています。
雪害事故の大半は、ガス設備の損傷によるガス漏れですが、中には漏えいしたガスが、雪に囲まれた家屋の周辺と床下に充満し、何らかの着火源で爆発・火災に至り、死者1名及び家屋全焼する事故が発生しており、生命にかかわる重大な事故につながる可能性があります。
降雪の時期を迎えるにあたり、LPガスの消費者及び販売事業者の皆様には、以下に十分留意の上、雪害事故の防止に万全を期すようお願いします。
自社の供給設備等について、降雪の状況に応じて適切な雪害対策を施すとともに、巡回点検や広報(周知)活動により、雪害によるガス事故防止に努めるようにお願いします。
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関東東北産業保安監督部東北支部 保安課 電話:022-221-4959
最終更新日:2024年11月29日