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梅雨期及び台風期における鉱山の保安対策の強化について

例年、梅雨期及び台風期は、各地で局地的大雨や集中豪雨が観測され、被害が発生しています。

昨年7月には秋田県を中心とした記録的な大雨が発生し、県内の複数の地点において24時間降水量が観測史上1位を更新したほか、河川の氾濫、家屋の浸水、土砂崩れ等の被害が発生しました。管内の鉱山において、豪雨等に起因する危害・鉱害事案は確認されなかったものの、豪雨発生時には、未処理水の公共河川への流出や集積場の崩壊等を引き起こすおそれがあります。

つきましては、本年も梅雨期及び台風期を迎えるに当たり、引き続き、下記事項に留意して保安対策に万全を期してください。なお、鉱山等において風水害等による被害が発生した場合は、速やかに当支部に報告してください。

また、河川等への未処理水流出時には、関係機関に対しても速やかに報告するとともに、採水の上、水質を確認してください。

保安対策の強化等

鉱山施設の管理等について

  1. 気象状況の的確な把握、保安要員の確保・配置、緊急時の連絡先・連絡体制の再確認(特に休日・夜間)、巡視点検の強化
    なお、河川の増水、土砂崩れ等のリスクを十分に考慮し、巡視者の安全確保に努めること。
  2. 緊急時に必要な資機材等(土嚢、止水板等)の事前確認及び準備
  3. 避難場所の設定・周知(定期的な避難訓練にも務めること。)

坑廃水処理施設について

  1. 継続処理に必要な薬剤の確認・準備
  2. 非常用発電設備の起動確認、燃料の確認・確保
  3. 送水ポンプ等、電気機器の浸水対策の確認
  4. 集水・貯水設備の確認
  5. また、日頃から次の事項を推進すること。
  • 清濁分離
  • 適切な集水・貯水及び処理能力の確保と維持
  • インフラのレジリエンス強化(停電や道路不通などの不測の事態が発生しても、継続的に坑廃水処理施設の機能を維持するため、復旧対策及び手順の計画策定並びに設備・資材等の確保など。)

捨石、鉱さい及び沈殿物の集積場について

  1. 排水施設 (場内排水路、場外排水路、非常用排水路、暗渠)の確認
  2. 流木止め、土砂止め等の確認
  3. かん止堤、法面等の確認

露天掘採場等について

  1. 残壁、切羽及び貯鉱場等の崩壊・流出防止、排水施設の確認
  2. 選鉱場における浸水対策の確認
  3. 鉱山道路の路肩、法面、排水路の確認

坑口及び坑内について

  1. 坑口及び旧坑口への既設系統以外からの雨水の流入防止(閉そく箇所を含む)
  2. 坑内における排水施設の整備、湧水量の変化状況の把握

排出基準に適合しない未処理水排出時の対応

関係機関への速やかな報告について

公共河川・湖沼への未処理水排出を確知後、速やかに国や自治体等の各関係機関へ報告すること。

当支部の夜間休日時の緊急連絡先

【稼行鉱山・休止鉱山】
鉱害防止課長:080-5471-7212
touhoku-kougaikachoアットezweb.ne.jp
【廃止補助金鉱山・資源環境センター移管鉱山】
鉱害防止課審査室長:080-5471-7213
touhoku-toukatsukanアットezweb.ne.jp
※上記「アット」を「@」に変更してください。

採水について

  1. 流出した未処理水、薬剤による簡易中和処理後の排出水、河川水等(混入位置の上流・下流、利水点、環境基準点)について、未処理水の排出が停止するまで一定時間毎の採水分析(パックテスト、公定分析)を実施すること。
  2. 採水や排出に係る各種情報を記録し保存すること。

坑廃水の地下浸透について

  1. 浸透箇所、範囲等を把握すること。
  2. 土壌のサンプリングを実施すること。

鉱害の発生を防止するための措置について

排出基準に適合しない未処理水を排出したとき、地下浸透したときは、応急の措置を講じ、かつ、速やかに事故を復旧すること。

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このページのお問合せ先

関東東北産業保安監督部東北支部
鉱山保安課:中澤 吉幸
電話:022-221-4962
鉱害防止課:生田目 仁司
電話:022-221-4965
審査室:村上 健一
電話:022-221-4968

最終更新日:2024年6月5日